基本構想
両技科大は、Society5.0を支えるモノづくり+ITの研究分野を中心にイノベーション創成に貢献する地域大型共同研究および教育連携を強化することにより、多様な財源確保による法人の財政基盤とマネジメントの強化を図り、地域の特色に応じた産業活性化、新産業創出、地域に貢献する人材育成、地域活性化を行ないます。
現状と課題
両技科大・高専は、豊富な研究シーズと、高専含め4,100人の充実した教員数により、広範な技術科学分野を網羅しており、現状でも共同研究件数は他の国立工科系大学を上回り、特に中小企業との共同研究は件数・金額ともに卓越したものとなっております。本事業により連携が進めば更に拡大できる可能性があります。そこで、複雑で多様化する技術に対応していくためにはトータルソリューションを提案できる仕組み、体制の構築が必要です。
経営改革のビジョン ~全国に展開する高専との連携による重層的かつ多様な教育・研究機会の提供~
学長のリーダーシップのもと、上記の課題解決に向けて以下を推進します。
- 両技科大・高専連携による全国ネットの技術・産業の高度化と地域活性化
- 幅広い産学連携による財源の多角化と、それによる大学の経営基盤の強化
- 学生教育から社会人リカレント教育まで、IT/AIに強い技術科学人材の効果的育成